これまでの活動で寄せられた意見・要望の中から、現状と私たちの活動の考え方などを説明します。活動について、よりご理解をいただき協力をお願いします。
1.間伐とは?
混み合った木々を適度に間引くことを「間伐」と言います。間引くことにより、林内に陽光が入って下層植生が育ち、土壌の流出が減少して水源かん養林となります。
2.どのような作業?
5~8名の班を編成し、伐倒木へアルミポールで作った竿でロープ掛けし、手ノコによる間伐・枝払い・玉切り、枝葉整理、(運び出し)などを行います。各班には現地指導員および会のインストラクターがそれぞれ1名ずつ加わって安全作業を指導しています。
3.今までの間伐の実績は?
平成28年度までの活動実績は、整備活動 191回 ・ 参加者数 1万2千人以上 ・ 間伐本数 2万1千本以上 ・ 整備面積 約51haに及びます。
4.チェンソーは使わない?
有資格者の登録インストラクターによる特別班を編成し実施中で、いずれ一般会員にも参加を呼びかけたいと計画しています。
5.安全対策は?
原則として作業各班に現地指導員および会のインストラクターが付いて、なおかつ水道局職員の巡回で安全作業の確認を行っています。また、参加者全員にグリーンボランティア保険(障害・賠償責任)を掛けています(費用は会の負担です)。
6.間伐材の活用は?
民有地の間伐材は地主さんの所有物ですが、一部を地主さんの承諾を得て搬出しています。主に作業道の杭材として利用していますが、その他会員により木工品の製作を行い、横浜市内の各種イベント・祭りに参加して供与するなど行っています。
7.現地への交通手段は?
関内から貸切バスで往復します(バス運賃の個人負担はありません)。午前8時に出発して午後6時半~7時に横浜駅西口・関内着となります。帰りの途中で道の駅 「どうし」に立ち寄って買物するのも楽しみの一つです。
8.間伐する木の選定基準は?
木と木の間隔を見ながら、成長の悪い木、曲がった木、先端の折れた木などを選定します。地主の意向を伺って水道局員と会員が行っています。
9.手入れ不足の人工林がなぜ増えた?
第二次世界大戦で荒廃した山を緑化する目的と殖産政策のもとにスギ・ヒノキなどが植林されましたが、高度成長期以降、低価格の輸入材に押されて我が国の林業が 衰退しました。
村の過疎化や林業に携わる人の高齢化が追い打ちをかけ、手入れ不足の林が増えていったのです。
10.団体正会員 とは
企業並びに地域.団体名で登録し、1回の活動に5名まで参加できます。メンバーはその都度登録できます。社会貢献活動の一環として是非ご登録・ご参加ください。
年会費は、1口・1万円です。入会ご案内ページ(こちらから)を参照ください。尚、詳細は下記内容をご覧の上事務所までご連絡下さい。